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聞・信・戒・定・進・捨・慚

  • kisuke1965
  • 2023年10月8日
  • 読了時間: 3分

初代講頭座談会 2007年10月4日


大聖人様が御信心をしていく上において自分の身を飾るものが七つあるとおっしゃってる。知っちゅう?知らんかなあ。話せなんだかえ?覚えちょらせん?〇〇さん、覚えちょらせんかな?

最初の一つ言ってもらえませんか。(みんな笑)。

覚えちょると思うけどね。聞。聞聞。最初の一つ。

聞法?

そうそう。聞くことから始まる。七つあるね。聞くことから始まる。聞・信・戒・定・進・捨・慚。この七つが大事なの。これによって我が身を飾っていく。聞とは、法門を聴聞すること。法門を聴聞するときには自我を出してはいかんわけ。自我を出すというのも悪い面に出す。自分みたいな者がいうて。それがいかん。それ注意されてるの大聖人は。いかんというて。そういう気持ちで法門を聴聞しちゃいかんちうて。それから論争するために、頭から敵視して、論争のために聞くことも良くない。そうじゃなしに自分が成道をとげるために、修業のために法門というものは聞いてるの。次に信。信ずる以外ないろう。それから戒というのは戒め。信心をしていく上での戒め。定は定まってる。動念。自分の一念心が動転しない。常に定まった見方をできる自分に変わっとらないかん。それから進。これは精進をしましょう。この精進をするということで、みんな拝む方へ持っていくの。拝みが足らんからちうて。もちろん朝晩の勤行は大事だけども、もっと大事なことがあるよ。それは自分がどうなってるかって。確かに大聖人が言われるように戒定恵の三学、あるいは仁義礼智信が守られてるかどうか。反省して、振り返り振り返り反省しながら信心というものは貫いていくんであって。それが反省も何(な)にものうて、自分自体が「もうええ」と思ってるんやったら。こんなもんで信心できやしない。やがては退転の方へ入っていく人だ。そうなんです。それは、自分が精進する気迫がない。その精進というのは日常の生活にある。だから日常の生活をのけてしもうて精進が精進がいうたって始まったもんじゃない。白米一俵御書があるろう。あの御書の中にピッとでとるやんか。どこにある。しまいのほうにあるろう。世間の法は仏法の全体也。だから世間の法といってるけども実は世間の法は仏法の全体なの。世間の法そのものが仏法なの。だから先にも言った。戒定恵の三学をきちっとたもっとったならば、いつのまにか世間の法に隠れてしもうて、そこへ出てくるものはその人が信心しとる徳が出てきますよと。話しやすい人だ、角(かど)のない人だ。十字(むしもち)御書にあるがごとくに世間の人からも愛され候と。大聖人はこのことを福徳とおっしゃっちうろう。あの人、あの人って人が寄ってくる。そういうふうにいつの間にか自分自体に秘められた信心、それが徳となって外に出てきて人から愛せられていく。自分自体に福徳果報というものを身につけていく。そうなっていく。これを根本的に考えたならば、妄想、妄転している間はできないよ。ちょっとした人の言葉に紛動されて、ちょっとした自分のやり損ないに動転して、すぐに計算を入れて目先のことでああだとかこうだとか言ってるときには、妙法蓮華経の力、一切なくしているよ。だから妙法の力っていうのは森羅三千の作業をいってるからね。森羅三千。大宇宙法界よ。働きやからね。だから病気も治ると大聖人はっきりおっしゃっているよ。真剣に修行したら病気も治るとおっしゃってるよ。けども、この病気はこうでああで、いじくりまわしとったら治らんよ。それは病気と遊んでる人だから。死のがどうしようがどうでもいい。当たり前の話だと思うて。物質はなくなっていくけんど、生命は永遠だということがわかってきたならば、それだけで突っ込んでいくのよ。その時に病気を克服する。そこまで教えてくださっている。御書に出てくるよ、それが。

 
 
 

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