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日蓮大聖人の仏法を考える
Sunday, March 2, 2025
2016年11月28日、サッカーのブラジル1部リーグ、シャペコエンセの選手たちを乗せた飛行機が墜落した。
コロンビアで開催されるコパ・スダメリカーナ決勝戦へ向かう途中の事故だったが、選手の多くは死傷した。
対戦予定だったアトレティコ・ナシオナルの公式サイトは、
決勝戦の勝者をシャペコエンセにするよう表明し、
「ESTAMOSCONCHAPECOENSE(我々はシャペコエンセと共にある)」と掲載したそうだ。
さて、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」には、
ヒデリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
とあります。
「泣くな!みっともない!!」
「歩き回るな!邪魔だ!!この木偶の坊め!!!」
と言われそうです。
「雨ニモマケズ」が書かれた黒手帳には、「不軽菩薩」という詩もあるそうですが、「雨ニモマケズ」は不軽菩薩がモデルという説もあります。
人はどうすることもできないような事態に直面したとき、涙を流したり、オロオロうろたえることしかできないのかもしれません。
しかし、共にあるという、同一苦の精神は忘れてはならないことだと思います。
共にある
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