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2016年11月28日、サッカーのブラジル1部リーグ、シャペコエンセの選手たちを乗せた飛行機が墜落した。

コロンビアで開催されるコパ・スダメリカーナ決勝戦へ向かう途中の事故だったが、選手の多くは死傷した。

対戦予定だったアトレティコ・ナシオナルの公式サイトは、

決勝戦の勝者をシャペコエンセにするよう表明し、

「ESTAMOSCONCHAPECOENSE(我々はシャペコエンセと共にある)」と掲載したそうだ。

さて、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」には、

ヒデリノトキハナミダヲナガシ

サムサノナツハオロオロアルキ

とあります。

「泣くな!みっともない!!」

「歩き回るな!邪魔だ!!この木偶の坊め!!!」

と言われそうです。

「雨ニモマケズ」が書かれた黒手帳には、「不軽菩薩」という詩もあるそうですが、「雨ニモマケズ」は不軽菩薩がモデルという説もあります。

人はどうすることもできないような事態に直面したとき、涙を流したり、オロオロうろたえることしかできないのかもしれません。

​しかし、共にあるという、同一苦の精神は忘れてはならないことだと思います。

共にある

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