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日蓮正宗 正信会の正当

古川興道著「日蓮正宗 正信会の正当」創英社/三省堂書店発行・発売を読んだ。

縁あって任意団体正信会の御僧侶のお世話になっている身ながら、ハテナと思うところもあったけど。。

三大秘法、「本門の本尊」「本門の戒壇」「本門の題目」は目に見えないものと理解している。本門の本尊が楠板の大曼荼羅のことで、それが日蓮大聖人のあずかり知らぬ後世の作だとしても、御宝蔵に秘蔵することにより「本門の本尊」ですよということになる。目で確認しようとするから本物か偽物かという話になる。物体の真贋を云々する必要は信仰上ないのではと思う。

一閻浮提総与というのは、世界中の人々が信心しなければならないということではなく、持って生まれたものと解するのが自然じゃなかろうか。

外見や考え、所属が違うからといっても本質は同じものを持っている。それをお互いが確認しないから争いが起きるのではないかと思う次第。会えば「我深敬汝等」とやればいい。石を投げつけられたらピューッと走って逃げよう。

青い目の不軽菩薩と黒い目の不軽菩薩が出会ったら、言葉は通じなくても道中は仲良くやるんじゃなかろうか。別れる時も「ほな、さいなら」と。争いが生じるとは思えない。どちらかかどちらもが不不軽菩薩なんだろう。

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余談

タブレット2台で読書しながらゲームをするという、高等技術を駆使していたら心に残ることがあったので記す。

ナショナル ジオグラフィック 日本版 2019年1月号に各国の家庭にある常備薬を住人の前に並べた写真があった。これが我が家の本尊ですよと見せているようで面白かった。

ゲームのほう。身体の機械化が進んだ社会で、機族と生身の下層民がいるお話。ここのお姫様(もちろん機械化されている)が機族と下層民の融和を図る。反発する機族。

ジークルーン(姫)

「・・・・・・残念ですわ。ですが、いつかきっとあなたにも分かっていただけると思います」「その日まで、わたくしは頑張ります」

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日蓮正宗界隈では、所属が違うと人を呪い殺さんばかりの勢いで迫ってきますが。。あるいは木偶の坊を見るような目で。自戒ですけどね。

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