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果報のない者は

  • kisuke1965
  • 2024年3月9日
  • 読了時間: 3分

更新日:2024年3月10日

初代講頭座談会 2004年2月5日


本当に果報のない者は、この信心から除(の)いていくのよ。正しい信心しよりながら除くのよ。これはもう果報のない人なの。本当に果報がなくなってたらそうなっていくのよ。みすぼらしい姿に変わっていくのよ。だから不信と誹謗というのはこれはいかんけんね。そうかといってあながちにそれを取り上げて、あんた不信謗法だから、誹謗やってるから、どうのこうの言うまでに、(その人が)どういうことを言っとるのか確かめてみないかんよね。忠告するんやったら。ぐじぐじぐじぐじ言うんやったら。これはもちろん(その人の)不信からくるんやけんね。これは寛尊の御指南によったならば、一切の事柄は不信から生まれる。どんな問題も全部不信から始まる。一切のことが。みんなはそれにまだ気がついていない。自分は信心してるつもりだから。信じてるつもりだから。こうこう思ってるから。ぐじぐじ言ったてそれが不信であることに気がついてない。ところが寛尊は一切の事柄は不信から始まると仰る。確かにそうだ。だから本当に妙法蓮華経の素晴らしいことが分かってきたならば、どんな状況に置かれても不信を起こす理由がないわね。自分自体が、自分の法性。自分の命というものが妙法蓮華経であると気がついた。そうしたならば宇宙森羅三千ぜんぶ妙法蓮華経なりと気がついてきた。そんならなにもビクビクしよることはない。困ったときには流れに任せばええ。流れに任せたときは必ず事(こと)は成就してる。流れに任せんと、立ち向こうて、これはいかん、これはいかんとやった人はみんな失敗していく。当たり前の話じゃないの。だから時が来てないときは流れに任せということなの。みんな時が来てないのに、流れに任さんと必死になって、かきあがろう、かきあがろうとするから失敗する。時が来てないんだったら流れたらいい。どこまで流れるか流れてみたらいい。流れていく中に時を得る。そうしたらちゃんと止まってしまう。そしてずーっと回転しながらまた上にあがり始める。こうなっていくんだよ。僕こういうふうに説明聞いちょったが。だからね。ここでこれから信心する。これから良くなりたいと思うけども、弱い心が起きてくるときに信心する。信心をしても自分の持つ業報によって下がる。下がってきてそしてこのあたりからジワーっと上がり始める。たとえば根曳峠、あがらあね。旧道。32号線の。上まであがって400何メートルある。頂上が。そこまで上がる。上まであがったらだらだら下がってる。道が。そしてまた上がってる。そして大豊のとこまで行く。そしてまた下がる。そうじゃろ。そうなっちゅう。それはどういうことかというたならば、こうやって上がってるけどもまたここでこう下がって、そしてまたこう上がっていく。かくのごとくに我々もそうよ。自分の持っとる業報によっては上がってるに変わらんけどもまた下がるよ。下がった時にどうしょうどうしょうとみんな騒いどる。そんなことはない。上がっちょる。だから、どうしょうどうしょうという時が来たときには振り返って見てみる。入信当時に戻って見てみる。そしたら何年間のあいだにおいて、その境涯がどういうふうな境涯に変わっているか見てみる。自分自体が。必ず守られた姿をみんな持っちうから。みんな持ってる。功徳というもの。そうじゃろう。それに気がついたらどうしょうじゃないの。これは何から始まるか。妙法蓮華経を信じておれれるからできる。それが寛尊の御指南によっていくと、不信。事の始まりはぜんぶ不信謗法から始まる。しかし、その不信を取り上げて内部において、信心しとる者同士がこうでああでやなしに、それはお互いが励ましおうていきなさい。だから一人信心はダメなんだ。

 
 
 

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